青山、アオキ、はるやま、何が違うの?調べてみたら利益率が全然違った。

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「アオヤマ」「アオキ」「ハルヤマ」違いは?

どれもスーツを売っている有名企業で、価格帯も良く似ています。

福井県にも店舗がありますが、なぜか3社共、近くに出店してますよね。そして1社が新しい事を始めれば、他の2社もすぐに追従してきます。

2着セットとか、下取りとか。

若い世代をターゲットとした「セカンドブランド」も一様に立ち上げています。

青山 → スーツ・カンパニー

AOKI → オリヒカ

はるやま → Perfect Suit Factory

以前からずっと思っていたのですが、「この3社、何が違うんだろう?」

傍から見ていても、私は正直違いが分かりません。

しかし「今こそ、長年の疑問を解消する時なんじゃないか?」と思い立ち、3社について調査してみました。

調査にもう1社加えます

調査の途中で、もう1社加えた方が良い競合があったので合わせて調べました。

「コナカ」という企業なんですが、スーツ・セレクトを運営している会社と言った方が分かるかも知れませんね。

そんな訳で、合計4社を比較したのですが、なんと4社とも上場企業。IRが出てるので意外と調査は簡単でした。

調べる前は「きっと業績も似たり寄ったりなんじゃないかな?」なんて思っていたのですが、面白い事が分かったのです。

まずは「売り上げと営業利益」について調査

(規模が大きい企業ばかりなので今回は経常ではなく営業利益を使います)

1位 青山 売上1,917億 営利173億

2位 AOKI 売上1,112億 営利107億

3位 コナカ 売上691億 営利22億

4位 はるやま 売上504億 営利15億 

びっくりしました。青山が圧倒的No.1のシェア。そして4社間でもかなり差があります。

シェアと利益率には関係性がある

もう1つ、「シェアと利益率の関係」でも面白い事が分かりました。

おそらく上記4社で市場シェアのほとんどを占めているのでしょう。そうすると”市場規模は4,220億円”ですね。

1位 青山 シェア45.4% 営利率9%

2位 AOKI シェア26.3% 営利率9.6%

3位 コナカ シェア16.3% 営利率3.2%

4位 はるやま シェア12% 営利率3%

シェア26.1%を超えているかいないかで、利益率が大きく変わっているのが分かります。

「シェア26.1%を超えたらNo.1説」に信憑性が出てきますよね。

使用した数字について

実は、青山、AOKI、はるやまは、スーツ・アパレル以外にもいろんな業種を展開していますが、今回使ったデータは正確に比較する為に「スーツ・アパレル分野」のみの比較となっております。

因みに他にどんな事業を展開しているかというと、

青山は、クレジットカード事業、リサイクル事業、飲食事業(焼肉きんぐ)、印刷メディア事業

AOKIは、カラオケ事業(コートダジュール)、ブライダル事業

はるやまは100均(セリア)

をそれぞれ展開しています。

上位2社は多くの他事業を展開しているにも関わらず、利益率は高いですね。シェア26.1%を超えていれば、多角化しても大丈夫なのか?

スーツ・アパレル事業に絞り込んでいるのは、3位のコナカのみでした。4位のはるやまは100均に戦力を割いているんですね。

青山はどういうやり方で2位を引き離し、No.1に上り詰めたのか?

ここでもう1つ新たな疑問が出てきました。「青山はどうやって業界No.1になったのか?」

創業が古いのかな?

青山 1964年

AOKI 1958年

コナカ 1952年

はるやま 1974年

・・・そうでもなさそうですね。

気になるので、「青山はどうやってNo.1になったのか?」調べてみようと思います。

これまでいろんな事を学んできましたが、この世の中、成功するには一定のパターンがあると思うようになってきました。そのパターンを聞く事、調べる事、考える事に、最近強い興味があります。

青山の事、何か分かったらまた更新します。

「洋服の青山」はいかにして業界で圧倒的No.1になったのか?答えは出店戦略にあり。

2016.02.20
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