もしあなたが不調のマクドナルドの社長ならどうする?回答例から学べること。

マクドナルド

昨日のブログの続きです。

 

6年前と比較して売り上げは約6割となってしまったマクドナルド。

また、直近の営業利益も-252億円の赤字。

 

コンビニやその他ファストフードに顧客を奪われてしまったのです。

 

そんな状況の中で、あなたが社長だとしたら、どう立て直しますか?

という問題を月1の社内テストに出してみました。

 

 

その解答例を見ながら、勉強していきたいと思います。

 

 

まず、マクドナルドの今までの戦略をおさらいしておきます。

 

競合 その他ファストフード店、コンビニ

強み 低価格で手軽に食べられるハンバーガー

強みの源泉 多店舗展開と統一メニューによる原価低減、オペレーションの速さ

お客さん 手軽に食事を済ませたい人、軽くおしゃべりをしたい人

一言で表すなら「安く、素早くお手軽に食事が楽しめます」

 

以上を基に、再成長の戦略を考えてもらいました。

 

 

回答として面白かったのが、

「トッピングが選択出来て、自分好みのハンバーガーを作れるようにする」

です。

 

この取り組み、果たしてどうでしょうか?

 

実は全く同じことをアメリカのマクドナルドがやっていたので紹介します。

 

マクドナルドは1990年代後半に、どんな新商品を出しても売れずに低迷した時期があったそうです。

 

そこで新しい提案として、「自由にトッピング出来る商品」を追加したのです。

 

全店舗に専用の設備を投入するのに500億円もかけた大掛かりなプロジェクトとなりました。

 

が・・・結果は上手くいきませんでした。

 

 

トッピングにかける人件費は増大し、お客さんの待ち時間も増大しと、

マクドナルドの、安さと高速オペレーションという「強みの源泉」が全く活かされていなかったのです。

 

マクドナルドの500億も投資する戦略を決める人ですから、経験も豊富で、相当勉強もしているはずです。

そんな人でも、戦略的に間違った事をやってしまうんですね。

 

「強みの源泉」に沿わない事をやっても、上手くいかないという例です。

 

こういった過去の例から学ぶのは、非常に大切だと思います。

 

この回答を書いた人も、自信を持って良いと思います。

だって、マクドナルドの経営陣が500億円を投じるくらいなのですから。

 

 

さて、もう1つ。

実はこの回答が1番多かったのですが、

「家族で楽しめるスペースと食事を提供する」

という案です。

 

 

具体的にどんな事をするのかというと、

 

・今もやっているハッピーセットを活用する。

・今もある子供が遊べる遊具スペースをもっと充実させる。

・今あるメニューを使って家族用のセットメニューを作る。

・通路は広くする。

・机も広くする。

・「スマイルは0円」を絶やさない

 

といった事を実施し、

「子供がオモチャや遊具で遊んでいる間に、親はゆっくり食事を出来る」ようにしようという案です。

 

小さな子供がいる方なら分かると思うのですが、外食の時ってどこに行くか結構困りますよね。

 

そんな方をターゲットとして価値を提供しようという訳です。

 

 

一言で表すならば、

「家族みんなでお手軽に、楽しい時間が過ごせます」

 

この価値はコンビニはもちろん、どのファストフードにもありません。

 

つまり「マクドナルドに行く理由」が出来るという訳です。

 

 

マクドナルドのホームページを見てみると、2015年度戦略というページがあって、その中の「ファミリー」というコーナーには、

「ドナルドアピアランス、マックアドベンチャー、バースデイパーティ等、キッズ&ファミリーのお客様のための取り組みを強化してまいります。」

と書いてありました。

 

子供の誕生会が出来るような空間は、競合には間違いなくありませんね。

 

キッズルーム

 

そして、子供の頃に楽しい経験をしたお店には、大人になってからもきっと戻ってくると思うのです。

 

 

また、CEOのサラ・カサノバ自らが、全47都道府県を訪問し、母親たちから意見をもらうという活動を始めたそうです。

 

困った時はお客様に意見を聞けば、きっとヒントを得る事が出来ます。

 

マクドナルドは、「家族の方向を向いた戦略」を本当に考えているのかもしれませんね。

 

 

私も最近知ったのですが、マクドナルドの理念は

お客様にとって「お気に入りの食事の場とスタイルであり続けること」だそうです。

理念にも沿った、戦略なのではないでしょうか。

 

 

ここまで調べると、自然とマクドナルドに愛着が沸いてくるから不思議です。

辛い時期を乗り越えて、ぜひマクドナルドを立て直して欲しいですね。

 

 

最後に

来月のテストも同じくらい頭を悩ませる問題を考えてあります。

 

マクドナルド

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