まさか!アレに特化して業績を伸ばす銀行があったとは。

一般的な銀行は、個人や法人から預金を集め、それを元に企業への貸し出しや住宅、車のローンの金利、または資産運用で利益を得ています。

しかし先日、「普通の銀行とは全く違う収益モデル」の銀行があるという事を知りました。

 

その銀行の名前は”セブン銀行”。

ATMを利用する際に支払う手数料がメインの収益源となっている面白い銀行です。

セブンイレブンにあるアレですね。

セブン銀行

セブン銀行のATMで、他銀行のキャッシュカードを使ってお金を引き出すと手数料はいったん他銀行に入りますが、そのうちの一部がセブン銀行に支払われるという仕組みになっています。

 

なるほど。その手があったか。

このモデルならば、支店はいらない、営業マンはいらない、窓口もいらない。

業績を伸ばすにはATMの台数を増やしていくだけでいいのです。

銀行の店舗を作るよりは遥かにコストが安いですよね。

 

さらに、お金を貸す必要もないから預金すらもいらない。

セブン銀行の預金額は6,000億円と他銀行と比べると圧倒的に少ないです(例えば福井銀行の預金額は20,300億円)

普通の銀行は貸付の金利で儲けようとしますから、競合もしないでしょう。

 

そうなると当然利益率も高いです。

15年度の業績

売上1,104億円 経利390億円(35.3%)

 

 

立地も、セブンイレブンのコンビニが使えるのはかなり有利です。

なんと現在2万台以上のセブン銀行ATMがあるんです。

ATMのシェアでは間違いなくNo.1でしょうね。

セブンイレブンの店舗数の多さという”独自資源”を活かした、戦略的にも賢いやり方です。

さらにATMへの現金の補充もセブンイレブンの売上を入れれば良い訳で、金庫の役割もはたしてくれるのです。まさに一石三鳥(天才だな)

 

セブン銀行のATMは、毎年1,000台以上のペースで設置台数が増えています。

ATMを沢山作れば、1台あたりのコストも下がるし、ATMの技術ノウハウも溜まる。

セブン銀行ATMのシェアは今後ますます高まりそうですね。

 

ただ怖いのは、オサイフケータイやアップルペイなどキャッシュレスの時代が来る事です。

そうするとATMは必要なくなりますからね。

しかしATMで蓄積したお金の流れを整理するノウハウは活かせるでしょう。

 

しかしまさかATMに「集中」するとは、素晴らしい発想ですね。

現代社会では、いろんなところへ資産や戦力を分散させていたのでは、なかなか売り上げも上がりません。

独自資源を活用して、集中する事が必要な時代なのです。

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