池田町にあるそば屋「一福」が流行ってる2つの理由

ここ最近は外食産業の事を書いていますが、今日は福井県池田町にあるそば屋「一福」の事を書こうと思います。

というのも、実は昨日行って来たからなのですが、競争の激しい外食産業での成功事例の1つだと思ったからなんです。

一福は福井市内から1時間以上かかるのに流行ってる

img_0703

池田町は福井市内から車で1時間かかる、ど田舎にあります。(3月なのにまだ雪も残ってた)

このような集客にはかなり不利な立地にも関わらず、お昼時には満席でした。

なぜそんなに流行っているのか?私なりにその理由を書いてみようと思います。

一福が流行っている2つの理由

①本当に蕎麦に特化した専門店である

まず、席についてメニューを見てみると、なんとこれだけしかありません。

img_0705

季節限定の物を除くと、おろしそばとかけそばの2種類だけ。

普通のそば屋なら、ざるそばとか天ぷらそばとか、うどんとかいろいろあるじゃないですか。

素晴らしい絞り込みっぷりです。

選ぶ方からしても、迷う必要がなく、「上手いおろしそば食べるならちょっと遠いけど一福行こうかな」とまで言わせるインパクトがあります。

また、これだけメニューが少ないと、オペレーションも超効率的だし、ロスもほとんど出ないでしょう。

まずはこの「絞り込み」が成功している理由の1つ目。

②他にはない”塩だし”がすごく美味しい

一般的にはそばの出汁というと、醤油と砂糖で作った”かえし”と出汁を合わせた「醤油だし」が一般的ですが、

一福は、「素材の良さが最も引き立つのは塩だ」という考えのもと、「塩だし」を開発したそうです。

これが本当に美味しい。

醤油だしよりあっさりしていて、そこに天然わさびも加わってなお一層美味しい。

初めて一福に行くのでしたら「塩だし」一択でしょう。

一福の塩だし蕎麦は子供が食べても美味しい

子供用にかけそばも頼んだのですが、この「塩だし」は温かくても上手いんですよ。(個人的にはかけそばの方が美味しかった)

子供って本当に美味しい物を食べてる時は、放っておいても黙々と食べますよね。

美味しい美味しいって食べてました。

この塩だしは「他にない一福の強み」だと思います。

経営戦略のセオリーを守っている蕎麦屋さん

競争の激しい外食産業において、”メニューや地域の絞り込み”は必須だと思います。

その上でさらに「他にない強み」も作り出すのが理想です。

いや、絞り込むからこそ、他にない強みを生み出せる力が出てくるのかも知れません。(経営戦略には、何かを捨てないと何も得られないというトレードオフの考え方がある)

一福はまさに上記の成功法則を体現したお店だと思います。

本店で塩だしを作って、戦略のセオリー通りに店舗を増やしていったとしたら上手くいくのではないでしょうか。

最後に

一福のそば食べたいけどちょっと遠いな~という方に朗報。

なんと一福4代目がやってる2号店が福井市成和にあるんです。

蕎麦dining 一福

ちゃんと本店と同じ塩だしを使っているのです。

株式会社ドラフト採用情報
成長を続ける「メディア型ECサービス」を一緒に作りませんか?

株式会社ドラフトは男女比が5:5。平均年齢も若く働きやすい会社です。