「一蘭vs一風堂」は「集中vs多角化」の代理戦争みたい

最近上場した一風堂を調べてみる

3月21日に一風堂を運営する「力の源ホールディングス」がマザーズに上場しました。

一風堂というのは博多が発祥のラーメンチェーン店です。

と、ここで思い出したのが先日ブログにも書いた”一蘭”

同じ博多のトンコツラーメンという事で「一蘭vs一風堂」をやってみる事にしました。

と言っても、比較するのは味ではなくて戦略や経営指標です。

力の源ホールディングスとは?

お店の名前が一風堂なのに、なんで力の源”ホールディングス”なのか気になったのでホームページを見てみると、なんと一風堂だけではなく複数ブランドの集合体でした。

一風堂を含め、居酒屋業、チャイニーズレストラン、ベーカリー、うどんなど8ブランドもあります。

だから”ホールディングス”なんですね。

とはいえ売上の中心は”一風堂”のはずですから、”一蘭”と比較してみましょう。

一風堂の場合

一風堂のメニューはラーメンの種類が5種類ほどあり、ギョーザやチャーハンなどのサイドメニューもあります。

また店舗展開もフランチャイズをやっているようです。(85店舗のうち27がFC)

まだ決算資料が出ていないので一風堂だけの売上は分からないのですが、ホールディングス全体の数字は、売上208億円 経常利益4.3億円(2%)となっています。

一風堂だけの売上は130億円くらいか?

力の源 店舗一覧

一風堂85(内27はFC)

一風堂EX19 居酒屋7  ラーメン3

沖縄料理1   パン4 中華1 うどん1

合計121店舗

一蘭の場合

メニューはラーメン1種類のみ

店舗は60店舗で全て直営です。

売上は100億円くらい、利益は非上場なので分かりませんが、利益率はかなり高い気がしますね。

どっちが強いか?

収益性という面ではおそらく”一蘭”の方が上だと思います。

集中の仕方が半端じゃない。フランチャイズしないのも計算しての事でしょう。

一方の”力の源ホールディングス”は多ブランド展開、フランチャイズそして海外展開と、集中とは真逆です。

マザーズという市場は成長可能性を見られるからなのかもしれませんが、多角化してますね。

集中か多角化か?

この両社の比較は、「集中と多角化」どちらが良いのか?の良い事例となりそうです。

まるで代理戦争みたい。

仮に、一蘭も上場しているとしたら私は力の源ではなく一蘭の株を買うでしょう。

力の源の決算資料が出てきたらまた分析してみようと思います。(5月頃かな)

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2017.03.20

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