RED BULL研究 後編「ブランディング戦略の作り方」

圧倒的高収益を生み出すRED BULLの戦略とは?

昨日はRED BULLの恐るべき収益性について書きました。

飲料業界で異彩を放つRED BULL研究 前編「高収益性の秘密に迫る」

2017.04.05

今日は後編として、RED BULLの戦略について書こうと思います。

経営戦略には3種類ある

経営戦略と聞くと沢山あるように思いますが実は3つしかありません。

3種類の経営戦略とは?

”安さ”の戦略
”他にない”の戦略
”密着”の戦略

上記3つの中でRED BULLは他にないを選択しています。”他にない”というと曖昧な感じがしますが、大別すると以下の6種類になります。

  1. 商品の設計
  2. ブランド力
  3. テクノロジー
  4. 商品の特徴
  5. 顧客サービス
  6. 流通方法

RED BULLが選んだのは

ブランド力だった

という事で、ここからは「ブランド戦略の構築方法」を書いていきます。

1番最初に決めるべきはポジショニング

RED BULLはエナジードリンク業界に属しますが、競合となるのは日本で言うと”リポビタンD”です。

リポビタンDと何が違うのか?

リポビタンD=疲れた時に飲むもの=疲労回復

RED BULL=勝負前にテンションを上げるもの=カッコイイ

イメージが全然違いますよね。

次に決めるべきは「マーケティング」

最初に決めた”ポジショニング=イメージ”をどのように世間に伝えるか?です。

当然、カッコイイというイメージを強化する宣伝でなければいけません。

RED BULLの宣伝方法で有名なものをいくつか挙げると、F1の車体やサッカーのユニフォームにロゴがプリントされていますよね。

このように”ポジショニング”と”マーケティング”を連動させて考える事が大切なのです。

RED BULLはブランディング戦略の完成形

ブランディング戦略の究極形はマーケティングだけを行う事。「ブランド力」が自社の強みになる訳ですから、そこに集中する訳です。

RED BULLはそこら辺をとても良く理解していて、工場は持たず生産は全て外注。余計なコストとリスクをとらないというスタイルです。(もちろんレシピの秘密は自社で管理していますが)

それに加えて商品は1つだけなので、開発コストもかかりません。

ここまで徹底されているから超高収益が実現出来るのです。

RED BULLの社長はこのあたりの事を良く理解した戦略の天才ですね。

ブランディング戦略にも弱点がある

良い事ばかり書いてきたブランディング戦略ですが、ブランド力を確立するのにすごく時間がかかるという欠点があります。我慢強さが必要という訳ですね。

そしてもちろん社長のセンスが問われます。

以上の理由からブランディング戦略を選択する社長は少ないのでしょう。

他の例だとAppleの戦略はブランディング戦略です。

福井でもしブランディング戦略が構築出来るとしたら私が知っているのは、ぼんたグループの斉藤社長か、西村プレシジョンの西村社長ですね。

お二人共すごくセンスというか感性が素晴らしいんですよね。

以上がRED BULLの戦略でした。

最後に

ブランディング戦略の特徴として、”高収益率になる”というのがあると思います。

RED BULLにしろAppleにしろ。構築が大変だからこそ見返りは大きいという訳ですね。

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2017.03.04

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