業績が伸びている時と安定している時の両方に対応できる制度を構築しよう

戦略も社内制度も歴史から学べる事は多い

業績がどんどん伸びている時というのは報酬もどんどん上げられますから、それだけで会社の雰囲気も良かったりします。成長こそが正義。

ところが何年も事業を続けていると、どんな企業でも成長の踊り場になったり、安定期が訪れたりします。そうなってくると成長していた時に比べて報酬が上げられません。

そんな時にはどうすれば良いのでしょうか?

歴史の例から考えてみる

戦国時代を例にすると、戦乱状態ならば他国を攻める事で領土や財宝を奪えますから、配る報酬を十分に確保する事が出来ます。「報酬たんまりやるから、命を惜しまず一生懸命戦ってくれよな」という訳です。

では徳川家康が天下を統一した後はどうでしょうか?戦争をしていませんから報酬なんて与える事は出来ない。なのに1603年~1867年と280年以上も徳川幕府は続いています。

なぜ安定した時代が長く続いたのか?戦国時代の考え方とは全く違う、全く新しい制度が採用されていたのです。

例えば、「権力の集中を避けるため主要な役職は複数名が配置され、一か月交代で政務を担当する月番制を導入し、重要な決定は合議を原則とした」と、まるで現代のような制度が採用されています。また、「幕藩体制」や「参勤交代」等も江戸時代の有名な制度ですよね。

戦乱期と安定期の国の制度は全く違う

よく会社の制度を作る際に引き合いに出されるのが中国の「孔子」ですが、孔子の考え方はどちらかと言うと戦乱期に適したものであるように思います。実際に孔子が活躍した時代は、秦が中華統一を果たす前の戦乱期です。

では江戸幕府の制度はどんな考え方が基になっているのでしょうか?私は江戸幕府の制度を作った超優秀な人材は「韓非子」を学んだのではないかと考えています。

結論

企業には”孔子の考え方”も”韓非子の考え方”も両方必要です。成長している間に勢いに任せて、韓非子の考え方を取り入れずにいるとマズい事になってしまうかもしれません。

そんな事にならないように、ドラフトでも韓非子の考え方を取り入れていこうと考えています。(といってもまだまだこれからですが)

企業にとって攻めの戦略は大事ですが、それと同じくらい「人事制度や会計制度」も大事です。制度作りは後方支援的な位置づけなので、業績に直接関係ないかのようですが、惜しまずに優秀な人材を配置することがポイントなのではないかと思います。

韓非子を学ぶにはこの本がおススメです


組織サバイバルの教科書 韓非子

合わせて読むと知識が深まる

この方は他にも孫子の本を出しているんですが、こちらもかなり良い本です。合わせて読むとめちゃくちゃ知識が深まる。親子2代にわたって中国の歴史に関する本を出しているので、考察が深いんですよね。

難しい事を分かりやすく解説してくれる天才です。最近は守屋淳さんのファンです。

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