ウォーレン・バフェットが好んで投資する銀行の特徴とは?

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ウォーレン・バフェットが「永久保有銘柄」としているウェルズ・ファーゴという銀行があります。

つまり安定成長が見込める企業ということなのですが、その理由は「集中」です。

ウェルズ・ファーゴは何に集中しているのか?

銀行には大きく分けて「投資銀行」と「商業銀行」の2つの側面があるんです。

投資銀行とは

預金を集めて、個人や企業向けに貸し出しや融資が事業の中心ではない銀行です。

では何をしているのかというと、不動産投資や国債、株式投資、企業の買収・合併・事業譲渡などの仲介やアドバイザリー業務、事業再生支援業務など、多岐にわたっています。

投資銀行業務は金融危機の度に、業績が大幅に悪化するハイリスク・ハイリターンと言われています。

現に2008年に倒産したリーマン・ブラザーズも投資銀行でした。

商業銀行とは

預金者から預かる資金を活用して、企業融資や住宅ローン、車ローンの販売を行っています。

一般的に想像する銀行の仕事はこっちですね。

商業銀行に特化したウェルズ・ファーゴ

一般的な銀行は「投資銀行」と「商業銀行」の両方をやっているのですが、ウェルズ・ファーゴは商業銀行業務しか行っていません。

ハイリスクな投資を行わず、しっかり審査をして、担保を確保して、融資をするという「堅実なスタイル」です。

ウォーレン・バフェットが気に入っているのが、まさにこの「堅実なスタイル」なんですね。

堅実なスタイルの戦略とは?

ウェルズ・ファーゴは普段から慎重な経営をしている分、他の銀行より体力を温存してあります。

なので、不況期や金融危機が発生した時にもビジネスを拡大出来ます。反対にライバル銀行が好景気時にビジネスを拡大している時には控える。

現にリーマン・ショックが起きた2008年には、米銀行大手のワコビア(総資産5207億ドル)を約151億ドルで救済合併しました。

ライバルとは違うどころか真逆の戦略です。

不景気の時に必要な資金需要ってあるのではないでしょうか。

しっかり審査をして、担保を確保して、融資をするという「堅実なスタイル」が活きるのです。

ウェルズ・ファーゴは「真逆の戦略」のお陰で2017年7月時点のアメリカ合衆国で最も支店数が多い金融機関となっています。

「成功したければ普通の人と逆のことをしろ」と言いますが、実例を見た気がします。

低金利時代にも同じスタイルを貫けるか?

21世紀に入って低金利が続いています。

融資の金利が収益源のウェルズ・ファーゴにとっては利益が出しにくい市場環境です。

そのような状況下でもウェルズ・ファーゴは安定した業績を残しています。

画像参照:yahoo!ファイナンス

市場環境が悪化するとライバルが減る。そうすると逆にNo.1企業のシェアは高まる。

厳しい環境に強いウェルズ・ファーゴにとっては逆にチャンスなのかも知れません。

「集中」こそが突破口を開く鍵なのです。

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