ドイツのスーパー「Aldi」を数字で分析してみよう

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良いものを安く売って儲かるのか?

先日、アメリカで年率15%で成長するドイツのスーパー「アルディ」の事例を紹介しました。

アメリカで年率15%で成長するドイツのスーパー「アルディ」の事例が勉強になる

2018.06.02

人気の理由はこれ。

従来のブランド品なら「6,200円」しますが、Aldiのプライベートブランドなら「3,400円」しかかからず、45%もプライスダウン出来ますよ。

「質が良いものが安く手に入る」というのは、1番分かりやすくて強いメッセージです。

しかし、そんなことをしてちゃんと利益は出るのでしょうか?

ALDIを数字で見てみよう

殆どの場合、スーパーで売っているのはナショナルブランド(NB)です。

ところがAldiは90%がプライベートブランド(PB)。

PBは間にメーカーを挟まないので、粗利率を高くすることが出来るのです。

例えばこんな感じですね。(数字はあくまで私の予測です)

    客単価  粗利率  粗利益

NB  10,000円  10%  1,000

PB    5,500円  20%  1,100

45%値下げしても残る粗利益は同じです。

しかし”買う側”からすると、PBの方がお得ですよね。

ブルーオーシャン戦略とは?

「ライバルの居ない、今までなかった市場を切り開くこと。」

こう思っている方が多いと思いますが、私の見解は少し違います。

人が物を買う理由は「安い、他にない、密着」の3つです。

上記の中からどれか1つを選んで商品を販売している訳ですが、ブルーオーシャン戦略は組み合わせるんです。

他にない+安い

密着+安い

普通、他にない特別な商品だったら高く売りますよね。

普通、その人に合わせたカスタマイズを提供するなら高く売りますよね。

でも、それらを「安く」販売したら爆発的に人気がでますよね。

そこまで出来る企業はなかなかいません。だからブルーオーシャンになるんです。

今までの「構造」を変えるからブルーオーシャンになる

PBといえば「安いけど、あまり美味しくない」というイメージがあると思います。

だから売れない。結果、NB比率が高くなる。

しかしAldiはこの構造を「安いのに、美味しいPB」で変えてしまったんです。

PB比率を90%にするというのは、並大抵の努力では出来ない。

ここにAldiの強さの秘密があるのです。

「良いものをより安く」これを実現する企業が大きく成長するんですね。

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