タイトルの通りなのですが、驚異的ですよね。売上にすると26兆円。
2位ebayのシェア6.6%と比べても段違いです。
最初は本だけだったamazon
Amazonがこれほどまでに爆発的な成長が出来たのは「マーケットプレース」と呼ばれる、Amazon以外の業者が販売できるシステムが出来てからです。
この「マーケットプレース」が売上全体の68%を占めていると言われています。
なぜ皆がマーケットプレースに出店するのか?
通販を始める時にネックとなるのが「在庫をどこにおくか?」「発送はどうやるか?」です。
そこをアマゾンはFBA(フルフィルメント・バイ・アマゾン)というサービスで倉庫・在庫管理・発送まで全てを行ってくれます。
つまり出品者側は仕入れて売るだけでOK。
商品さえあればすぐに通販が始められるのです。
楽天のようにお店のページを作ったり、年間60万円もの出店料を払わなくて良いのですから最初の1歩が踏み出しやすいですね。
それに加えてamazonの優れた決済システムと、amazonの顧客が手に入る訳ですから。
増加するデス・バイ・アマゾン
アメリカでは百貨店、書籍チェーンや事務用品、家具、アパレルと、ありとあらゆる小売企業がアマゾンの影響を受け、軒並み減収や赤字になっています。
この流れは必ず日本にも来るでしょう。
また、それだけでなく、AWS(レンタルサーバー)、amazon prime(ビデオレンタル、CDレンタル)、amazonペイ(クレジット決済)など、小売以外の事業にも進出を始めています。
とても本屋から始まったとは思えない。
アマゾンに殺されないように、常に意識しておく必要があるのです。