世の中にはマーケティングという言葉がありますが、調べてみると
「商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称」
だそうです。
簡単に言うと、お客様に対して適切な「販売促進」や「集客」「仕入れ」などを行う仕事ですね。
中小企業ですと、社長がこの仕事を兼務していたりするのではないでしょうか?
この「マーケティング」ですが、実は上手くいくパターンというのがいくつかあります。
その1 自分の感性に従ってやったら上手くいったというパターン。
自分が欲しいなと思った物を仕入れて売ってみたら売れた!なんて場合ですね。
これはこれで素晴らしいです。
その2 自分はそうは思わないけど、お客様の立場で考えてみたら上手く行ったというパターン。
だいぶ経験も積んで慣れてきたよーという方は、こちらの場合が多いように思います。
ただですね、両者とも上手くいかない場合が出てきます。
この販促上手くいくと思ったのになー、これ需要あると思ったのにな-。
なんて事が起こります。
どうしてかというと、どちらの場合も自分の主観で判断しているからです。
こうだろうな~という予測であって、本当にお客様が求めているかどうかは分からないんですね。
お客様が本当に求めていることと、自分がこうだろうなと思うことって、ズレている場合が多々あります。
それが分からずに悩みます。
一体どうすればいいんだ?もっと市場を調査して・・・お客様の立場になってみて・・・
次は失敗したくないので悩み続けます。(私もそうでした)
で、この壁を越える事が出来るのは、たった1つしかないと最近思うようになりました。
それは「お客様に直接聞く」事が出来るかどうかなんですね。
え?そんな簡単な事なの?と思うかもしれませんが、本当に実践出来てる人って以外と少ないと思います。
経験がある人ほど、経験が邪魔をして、自分の考えだけに偏ってしまいがちだからです。
私も過去を振り返ってみるとそんな事があった様に思います。
そんな時にある人が、
「お客様にアンケートをとって聞いてみましょうよ!」
と提案をしてくれたんですね。
最初はアンケートなんて・・・と思っていたものの、いざやってみると
自分達が考えている事と、お客様が求めている事にこんなに違いがあったのかと驚きました。
そしてこの経験が今に繋がります。
「お客様に聞く」なんて単純な事なんですが、これは本当に経験や実力があるからこそ出来るマーケティングだと思います。
私の回りでこれが出来ると、思い浮かぶのは1人しかいません。
この人は、お客様に聞いて実際にいくつもの実績を出しています。
伸びる人ほど、人の話や忠告、アドバイスを素直に聞くのと同じですね。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
そんな人間になりたいです。