カカクコムという企業の凄さを改めて解説します

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まずは業績を見て頂いた方がいいでしょう。

400億円を超える売上で40%超の営業利益率。

一体なぜこのような成長と業績が叩き出せるのか?

今日はそこに迫ります。

カカクコムの戦略

カカクコムは2003年10月にマザーズへ上場しているのですが、当時の業績を見てみましょう。

売上6億円 経常利益2.2億円(36.7%)

カカクコムが当初からこのような業績を出せるのは、今までになかった価値を提供しシェアNo.1だからです。

カカクコムの価値とは?

PCや家電を探す時、カカクコムが無い時代は自分でECサイトをいくつも回って比較する必要がありました。

そこでカカクコムは各ECサイトからデータベースを提供してもらい一箇所で価格比較が出来るようにしました。

しかも購入したユーザーがレビューを書き込めるようにして商品の情報がより詳しく分かるようになったのです。

先日紹介した「じげん」の成功事例であるアグリゲーションサイトと同じ。

求人広告市場へ今までにない方法で参入し好業績を上げる「じげん」の事例

2019.03.11

それをカカクコムは15年以上前からやっていたのです。

PCや家電を探す時まず価格.comが思い浮かぶ=その分野のシェアNo.1

価格.comは現在も売上の47%を占める主力事業です。

カカクコムのメディア戦略

第二の柱「食べログ」

売上の43%を占めるのが食べログ。

マザーズへ上場の2年後、2005年に立ち上げています。

当時すでに存在していた「ぐるなび」や「ホットペッパーグルメ」は情報の発信者は飲食店側でした。

それに対して「食べログ」は情報の発信者を消費者側にして「口コミ」情報を主体に独自のシェアを高めていったのです。

価格.comのノウハウから出てきた天才的な発想です。

食べログの収益モデル

収益源は3つです。

  1. 広告
  2. 有料会員
  3. 飲食店への課金

そして以下の通り、③飲食店への課金で業績を伸ばしています。


画像参照:カカクコムIR

飲食店への課金の中身は「月額固定料金+従量料金」。

・食べログサイト内で検索すると基本的に高いプランを契約している店舗が優先的に表示されるようになっている。

・食べログの即予約システムを利用した場合、ディナーで1人当たり200円、ランチで100円の手数料が発生する。

飲食店からすると嫌な課金システムですが、食べログは大きな集客源になっているので辞めるに辞められないという状況なようです。

第三の柱「メディア」

残りの10%を占めるのが、以下のメディア群。


画像参照:カカクコムIR

価格.comと食べログで得た収益を投資して、自社で立ち上げたりM&Aしたりしているのです。

基本戦略は価格.comと同じでポータルサイトを作り、提携先へ送客するというもの。

今後はメディア群の売上を全体の20%まで伸ばしていく方針。

以上がカカクコムのメディア戦略です。

 

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