良い戦略を作りたいなら「最高」を目指してはいけない。その理由とは?

最高

戦略を決める時に、最初に決めなくてはならないのがどんな価値を提供するのか?

簡単なようで、実はすごく難しい。

どんな価値を提供するのかが決まれば、戦略作りの半分以上は終わったと言っても過言ではありません。

 

そして、提供する「価値」を決める時には注意しなければいけないポイントがあります。

それは「最高を目指してはいけない」という事。

 

例えば、1泊10万円もする旅館があったとします。大切な記念日の旅行に使用するには最高でしょう。

しかしこの旅館、出張のビジネスマンにとって最高でしょうか?

出張のビジネスマンにとってはビジネスホテルが最高ですよね。

 

という風に、人によって、シーンによって「最高」の条件は変わります。

「全ての人に対する最高なんて存在しない」

こんな話し、聞いたことあると思います。

しかし今日言いたいのは、そこではありません。

もっと別に、多くの人が間違ってしまうポイントがあるのです。

 

それはつまり、こういう事です。

先ほどの1泊10万円もする旅館。高級路線なので、差別化する為に、

食材にこだわった最高の料理、インテリアにこだわった最高の部屋、手入れが行き届いた最高の庭、寝心地最高の布団、最高の顧客対応サービスを用意しました。

「これらがこの旅館の差別化ポイントであり、お客さんに提供する価値です。」

一見、正しそうですよね。

 

でもこれ、実は間違いです。

なぜかというと、最高の料理も、部屋も、料理も、布団もサービスもマネされるからです。

 

確かに、最初は差別化になるかもしれません。

しかし上手くいっているのを見たライバルは、必ずマネをしてくるのです。

 

マネされるとどうなるでしょうか?

もっと良い物を提供できないか?もっと安く出来ないか?

 

そうです。

コスト競争、価格競争が待っているのです。

 

そこに気づかずに、「最高」を目指して戦略を立ててしまうのです。

これを「最高の罠」と名付ける事にしました。

 

じゃあ、どうすればいいんだ?

答えは、マネされないものを「価値」にするしかないです。

もしくは、「価値」をマネされないようにするしかないです。

 

「マネされないような価値」をどうすれば提供出来るのか?

非常に難しい問いです。

 

しかし、マネされない「価値」を提供している企業は確かに存在します。

例えば、なぜリッツカールトンのサービスはどこもマネできないのでしょうか?

 

それは「良い戦略」の5つのルールを満たしているからに他ならないのですが、「良い戦略」を作るって本当に難しい。

でも、1つずつ確実にやっていくしかない。

これこそが社長の最も大切な仕事なのではないでしょうか。

 

このブログは「自社の戦略を強化する為」に書いていますが、

良い戦略を研究する事

良い戦略の作り方を考える事

は間違いなくその目的を果たしてくれています。

という事で、今度は「リッツカールトンの戦略はなぜ真似されないのか?」について調べてみようと思います。

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