経営者は「自社がやろうとしている事は正しいかどうか」を判断できる基準を持たなければいけない。

砂漠

「教科書通り」って聞くと何だか面白みがないような感じがしますが、経営に至っては「教科書通り」である事が非常に重要だと思います。

実は今、こんな本を読んでいて、内容にとっても共感しました。

星野リゾート 星野リゾートの教科書

星野リゾートはホテル・旅館業を営む企業なのですが、なぜこの本を買ったのかと言うと、表紙の積みあがっている本の中に、「マイケルポーターの競争の戦略」が混ざっていたからです。

この方はきっと戦略をかなり勉強しているんだろうと思ったわけです。

 

その著書の中で星野さんは、「教科書通りの経営が大切だ」

そしてその「教科書」とは、最新のビジネス書ではなく、昔からあるような、いわゆる、経営の古典的な本だと言っています。

 

古典の中には、ビジネスを科学する研究者が、様々な事例を研究し見つけた法則を理論に落とし込んだ内容が書いてあるからで、「まさに不変の法則が書いてあるからだ」、と言っていました。

だからこそ今でも陳腐化せずに、ロングセラーになる事が出来るのです。

 

そして教科書通りに事を進めれば、例えしばらく成果が出ないとしても、判断がブレない、ミスが少なくなる、自信が持てると言っています。

これは本当にその通りだと思います。

 

判断基準を持たずに経営をするのって、砂漠の真ん中で、コンパスも地図も持たずに歩いているような物で、

進む方向はこっちであってるんだろうか?

引き返した方がいいんじゃないか?

持っている水が切れたらどうしようか?

と常に不安だらけです。

 

だからこそ経営においては、

今やっている事が正しいのか、正しくないのかが判断出来る基準は絶対に持っておくべきなのです。

 

著書の中でこんな事例が載っていました。

星野リゾートのような旅館業界って、昔は旅行代理店のパックで来る団体客が多かったそうです。

ところが時代は変わり、個人が自分で調べて予定を組み旅をする時代に変わってきたそうで、団体客が減り業績が悪くなってきました。

 

業績が悪くなった原因として、

団体客も対応しなければいけないし、個人客も相手にしなければいけない状態だったからだ、と書いてありました。

というのも、団体客は宴会場での食事でも良いが、個人客は部屋での食事対応が必要で、

オペレーションが全く違う2つのサービス体系を行うのは、効率が悪いからだと分析しています。

 

そこで星野リゾートはどうしたかというと、

「価格か、他に無いか、集中か」の選択をし、個人客にターゲットを絞り込んだそうです。

これはまさに「競争の戦略」の理論ですよね。

 

具体的には部屋数を減らし、宴会場は個人客向けの温泉にして、外観も立派なものに変えたそうです。

もちろん接客も個人対応の内容に変更をしていったそうです。

 

ところが、最初は上手くいかなかった。

スタッフが変化についてこれなかったそうです。

 

しかし星野社長は、教科書通りにやっていれば間違いないと信じ、自分の判断を信じました。

根気よくあきらめずに、スタッフを教育していったそうです。

 

その結果、地域で値段が一番高いが、稼働率の良い旅館を作る事が出来ました。

もし判断基準が何も無かったとしたら、途中で折れてしまっていたかも知れません。

自分の中に明確な判断基準を持つというのは、とっても大切な事ですね。

砂漠

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