外食産業で20%台の高利益率を叩き出す「ひらまつ」って何者?

昨日は外食産業で売上1位でも2%以下のシェアしかないという記事を書きました。

まさに群雄割拠。熾烈な競争が繰り広げられている訳ですが、その中で「ひらまつ」という企業を発見しました。

 

なんと営業利益率20%オーバーの高利益率です。

2016年度3月期

売上高118億円 営利23.6億円(20%)

 

競争が激しい外食でこのような高利益率を生み出せる源泉は何なのか?

調べてみたいと思います。

 

創業は1982年で全国にフレンチ、イタリアンのお店が34店舗あります。

場所が、東京、名古屋、大阪、札幌、金沢、奈良、福岡なのでドミナント戦略というわけではなさそうです。

特徴は価格帯にあって、ランチで5千円~1万円~ ディナーで1万円~2万円という高価格帯ですね。

お店のデザインも高級感があります。

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画像参照:一休.com

 

ここまでの高価格帯で34店舗も展開出来る飲食店は他にないでしょう。

群雄割拠の外食産業で、敵がいない状態を作り出せているからこそこの高収益なのです。

 

敵がいないというくらいですから、高価格帯の戦略はかなり難しいです。

これだけ飲食店がある中で、料理や味だけで差別化するのは相当難しく、抜群のブランディングと接客サービスが「他にない戦略」の源泉になっているのだと思います。

(私も料理人時代に「勉強」という事で1度だけ大阪の店舗に行った事がありますが、お店の雰囲気もサービスも素晴らしかったと記憶しています)

 

年商118億円を店舗数の34で割ってみると1店舗あたりの年商は3.5億円と、かなり高い事が分かります。

日商にすると約100万円です。

おそらく「ひらまつ」に行くのは特別な日で、頻繁に行くって人は少ないと思いますが、敵がいない状態なのでお店はいつも予約が入っているのでしょう。

 

またその特別な空間を活かして、レストランウェディング事業も展開しているようで、これも店舗の売り上げを高くする理由になっていると思います。

 

競争が激しい外食産業では、価格戦略で勝負すると痛い目にあいそうです。

もし飲食店をするなら、ひらまつのような「他にない」か、「密着」の戦略を選ぶことが、競争から抜け出すためのセオリーなのかも知れません。

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