飲食業のブロンコビリーは営業利益率15%以上もある!理由を調べてみた

利益率の高い飲食業の理由を調べますという事を書いたら、S社の近藤さんから「ブロンコビリーすごいですよ!」という情報を頂きました。

というわけでブロンコビリー調べてみたら、なんと営業利益率が15.3%もあります。

 

そして業績の伸びもすごい。

2012年 2016年
売上 99.8億円 180億円
営利 14億円 27.5億円
営利率 14.1% 15.3%

なんと4年で売り上げも利益も約2倍になっているんです。

売上を伸ばしながら営業利益率がさらにUPしているのもすごい。

 

いったいブロンコビリーの高利益率の要因は何なのか?調べてみました。

(近藤さん面白い情報ありがとうございます)

 

高利益率の理由1

まず、ブロンコビリーは何をしている企業か調べてみました。

好業績、高収益の裏には、このブログではお馴染みの「集中」がきっとどこかにあるなと思いながら見ていたのですが、

「ステーキ・ハンバーグに特化したファミレス」でした。

ファミレスと聞くとメニューが豊富なイメージですが、ブロンコビリーはステーキとハンバーグメニューしかありません。

メニューの数も10種類ほど。

あとはサラダバーと米。

以上。

 

この売り上げでこのメニュー数とは、すごい集中っぷりですよね。

そのおかげで、肉も独自の仕入れルートを確保出来ているみたいです。

 

また、サラダバーって一度にまとめて用意出来るから、提供する側としては楽なんですが、みんな大好きだからとりあえず注文する。

効率よく客単価を上げる事が出来るシステムだと思いますね。

 

その結果、ブロンコビリーの原価率は27%です。

どれくらいすごいのか、以下のグラフを見れば分かると思います。

グラフ参照:https://kigyotv.jp/news/bronco-2/2/

同じファミレス業界で比べてもかなり低いのが分かりますね。

まず1つめの理由は、「メニューを肉に集中して原価率を下げている」です。

 

高利益率の理由2

これも集中なのですが、地域を集中しています。

 

108店舗のうち、40店舗が愛知県。

東海地方を中心に出店しています。

 

集中して出店するとどのくらい効果があるのか?

数字で比べてみました。

 

愛知県の1店舗あたり売上1億8,000万円

その他の地域平均1億6,000万円

 

きっと愛知県では「ファミレスといえばブロンコビリー」となっているのでしょう。

固定費はほとんど同じで、難関売り上げが2,000万円も違うんです。

1つの地域に集中する効果って、間違いなくあるんですよ。

 

高利益率の理由3

最後の3つめは集中とは違うのですが、「人材教育」です。

ブロンコビリーでは全社員が3カ月に1度、社長と一緒に合宿を行っているそうで、理念の共有や店舗での取り組みについて徹底的に話し合っているそうです。

こうした取り組みによって常に全員が経営の方向性を理解しているって事ですね。

「なんだそんな事か」と思われるかも知れませんが、全員が経営の方向性を理解するって相当効果があるんですよ。

でも実現させるには相当難しいし、じっくり時間をかけてやる必要があります。

これはドラフトでもかなり力を入れてやってますね。

直接業績には関係なさそうなんですけど、ジワジワ効いてくる。

 

ブロンコビリーの人材教育が上手くいってるんだろうな~と分かる数字があります。

2015年度 社員数336人 採用数84人

2016年度 社員数407人

 

1年で13人しか退職していない事になります。

きっと経営の方向性をしっかり説明しているからなのでしょう。

飲食業界は退職率が高いと聞きますがブロンコは、ほとんど退職しない。

人材確保が課題となる飲食業界において、大きな強みになるのではないでしょうか。

 

以上がブロンコビリー高利益率の理由です。

これまでもいろんな業界で好業績の企業を見てきましたが、「集中」は間違いのない共通事項ですね。

 

 

ちなみにブロンコビリーの営業利益率は飲食業界では2位です。

1位は20%以上を叩き出す「ひらまつ」という企業。

ひらまつの利益率が高い理由はブロンコビリーとはまた違う理由です。

外食産業で20%台の高利益率を叩き出す「ひらまつ」って何者?

2017.03.04

宜しければ合せて読んでみて下さい。

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