続・iPhoneはなぜそんなに儲かるのか?

先日iPhoneがなぜ儲かるかを書いたのですが、製造業の観点から分析した記事がありました。「iPhoneが儲かる本当の理由

結論を先に述べると、利益を多く出す方法とは、同じ設備と技術ノウハウを使って製品を沢山製造し投資コストを回収する事だと書いてあります。

製造業では設備や技術ノウハウは固定費であり、最もコストが大きく回収に時間が掛かる項目なのです。莫大なコストの回収が終わらないままで、新しい設備や技術が必要な製品を出していたらいつまでたっても利益は出ないよという訳です。

 

自動車業界でよくあるプラットフォームを統一する目的も同様の考え方で、同じ設備で製品を沢山作り出す事で設備投資のコスト回収を早めるのが狙いでしょう。

 

では成功モデルのiPhoneは同様の事をどのように実現させてきたのでしょうか?

iPhoneは2007年の初期型から2011年の「iPhone 4S」まで画面サイズを変えず3.5型で統一してきました。そして、2012年の「iPhone 5」で初めて画面サイズが4型になりましたが、幅の寸法は変えておらず、縦に伸ばしただけでした。画面の幅だけを見たら、7年も変更を加えていないのです。また、ホームボタンのサイズや音量ボタンの位置などは同じままだったそうです。つまり投資した金額は十分に取り返せている。

 

一方で競合他社(おそらくxperiaかな)の場合は2011~2014年の4年間で、何と55機種、19種類の画面サイズを設計しているそうです。画面サイズを変える度に新たな投資を必要とするならば、おそらく投資コストは回収出来ていないでしょう。android端末をリリースしている企業の殆どは採算が取れていない理由の大半はおそらくここにあります。

 

 

iPhoneの利益が高い理由。それは商品モデルを1つに絞るというランチェスター戦略にあると思います。製造業の視点から見ても商品を絞り込む戦略は有効なのです。

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