もしもインターネットが無くなったらどうします?
昔、こんな事を聞かれた事があります。
その時は「ドラフトのメンバーで何か違う事をやるよ」としか答えなかったのですが、真面目に考えてみました。
もしインターネットが無くなったらドラフトは「ハヤシライス専門店」をやりたいです。
なぜハヤシライス専門店なのか?
このブログでも何度も書いてますが、1つに集中すればするほど成功確率は高くなります。
ハヤシライスに集中するとどんなメリットがあるのか書き出してみました。
・温めてご飯にかけるだけ
・ハヤシライスだけしか作らないので味の追及が出来る
・設備投資が少なくて良い(ガスだけでOK)
人と設備が少なくて済むのでその分、原価率を上げて美味しくて価値のある物を作ります。
こんなハヤシライスを作ります
あわら市には「越のルビー」という有名なトマトがあります。
たいへん甘いこと(糖度8度前後)とビタミンCやカルシウムが多く含まれていることから、ヘルシーフルーツとして売り出しています。
越のルビーをふんだんに使って、お米はコシヒカリ、牛肉は若狭牛と地元食材を中心にします。
その他の食材も全て自然食品の、良い材料を使った原価率高め(50%)のハヤシライスを980円で提供します。
1号店はあわら市に出すとして試算
あわら市の人口は2.8万人ですが、そこで試験的に店舗を出します。
お店の名前は…「林米」にしましょうか。
営業時間は11時~14時。夜は営業しません。
その代わり、お持ち帰り販売をします。(ルーのみ680円で販売)
50人のお持ち帰り 680円×50人=34,000円
25日営業として月に134万円の売上
原価率50%=67万円
家賃・光熱費15万円
従業員1名25万円
とすると134-67-15-25=
1店舗あたり月に27万円の利益。
ランチは従業員が1名だけなので20食限定にして、むしろお持ち帰りをメインにします。(1世帯平均3人として17人がお持ち帰りを買ってくれれば目標達成)
あわら市にハヤシライス専門店はありませんし、ハヤシライスは子供から大人まで幅広い人が好きですから(ドラフト社内調査)勝算はあります。
そうやって1店舗目が上手くいったらもう少し人口の多い隣町に2号店を出します。
そうやって店舗展開を進め、効率化出来る部分はないか?宣伝はどうすればいいか?どんどんノウハウを蓄積します。
目指すは10店舗で経常利益1,000万円。
何がなんでもそこは達成できる体質にします。
ここまで来ればその先はいろんな選択肢がある
①ハヤシライスのルーだけを提供してフランチャイズにする。
②原材料から自社生産して独自性を強化する
どちらを選択するかは、深く考えてやらなければなりませんが、あわら市には広大な農業用地がありますから、どちらにしても面白そうですよね。
「インターネットが無かったら?」という事で話を進めてきましたが、現実世界ではインターネットがありますから、SNSで宣伝したり動画を使ってアピールしたり、ハヤシライスならネット販売も出来ますよね。
成功確率はグンと高くなると思います。
※あくまでも「インターネットが無かったら」の話しなので、本当にやる訳ではありません。