チェーン展開を否定して上場した飲食企業の事例がすごく勉強になる

今までブロンコビリー、さわやか、塚田農場、鳥貴族などなど、チェーン展開で上手くいっている飲食店を紹介してきました。

ですので、私の頭の中は「業績拡大で上手くいく飲食店=チェーン展開」となっていたように思います。

しかしそれは偏見であった事をユニネクの横井社長が紹介してくれた本で知りました。

その企業の名前はバルニバービ

今日はバルニバービの戦略について勉強したいと思います。

飲食店の企画・運営BALNIBARBIとは

まずは直近の業績を見てみましょう。

見事な右肩上がりです。

では、一体バルニバービはチェーン展開を行わず、どうやって業績を伸ばしているのでしょうか?

結論を先に書きますと「立地条件が悪い場所でも、独自の店舗開発力で繁盛させられるから」です。

普通の飲食店なら出店しないような場所にも関わらず、ロケーションにあったオシャレな店舗を企画して出店するんです。

写真参照:BALNIBARBIのHPより

書いてしまうと簡単ですが実はこれ、すごく難しくて普通は上手くいきません。

どうしてこんな事が出来るのか?その辺りをもう少し掘り下げてみましょう。

BALNIBARBIの考え方

そもそもなぜバルニバービはチェーン展開を行わないのか?

・大切な人と大切な時間を過ごしたい時にチェーン店は使われない

・チェーン店はマニュアル化されているので料理が好きな人は働かない

バルニバービは発想の転換で”非チェーン展開の弱みを強みとして考えている”んですね。

なるほど確かにその通りだなと思いますが、先ほども書いた通り実際にやるのは非常に難しいのです。

「効率」を超えるような「他にない強み」を作らなければならないのですから。

BALNIBARBIの強みとは

バルニバービは店舗毎にメニューもマニュアルもバラバラです。そして店舗もデザインもバラバラ。

日本全国に78店舗もあるのですから、普通は上手くいかない店舗が沢山出てくるはずですが、成功に導く強みが2つあります。

1つ目:店舗開発・デザインを自社で出来る

立地が不利な条件(人通りが無い静かな水辺、公園等)をランドマークに変えるような店舗デザインが出来る部隊があるのです。

立地が不利=競合がいないし家賃が安い。

ここでも弱みを強みに変える発想が使われています。

2つ目:働く人たちの意識が高い企業文化

バルニバービのレストランは1店舗毎に丁寧に作られているという特徴がありますが、そこで働く人たちの”自立した思い”が強いんです。

料理や接客サービスに熱いスタッフが自立して自分達で考えて、店舗毎に合ったメニューやオペレーションを考える。

そんな企業文化がバルニバービにはあるんです。

企業文化って目に見えませんから分かりにくいですが、すごい強みになるんです。そしてなかなかマネできない。

「独自の強み」が生み出した有利な条件

不利な条件の立地は日本全国まだまだあるので、まだまだ出店の余地はあるそうです。

また、不利な立地を活性化させられるという強みから、行政や学校から店舗開発を依頼される事があるんです。

そうなると出店条件はかなり有利です。これも競合がマネできない強みになりますよね。

最後に

バルニバービの例を知って思いついたのが、福井の「オーエドプラス」というお店。

すごく山の中で立地は悪いのですが、繁盛してるそうです。

画像参照:フクブロ

そしてもう1つ思いついたのがぼんたグループの斎藤社長です。

先日、医療専門学校に依頼されてお店を出したそうで、オシャレな空間を作れるぼんたさんならではの依頼だったのかなと思いました。

 

チェーン展開しかないと思っていた飲食業界ですが、バルニバービの事例は大変勉強になりました。

強み(お客さんが買う理由)、そして強みを生み出す独自資源て本当に大事です。

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