脳のメカニズムに基づいて効果的に「記憶」できる方法を解説します

人は忘れる生き物だがそのスピードは驚くほど速い

今日は「効果的に記憶する方法」を紹介します。

まず、人間の脳はそもそも忘れるように出来ていることを覚えておきましょう。

エビングハウスの忘却曲線

なんと1日経つだけで70%以上のことは忘れてしまうんです。どうしてこんなに忘れてしまうのかというと、記憶を保存する脳の容量が限られているからなんです。

記憶を保存する「大脳皮質」

人間が記憶を保存しているのは「大脳皮質」と呼ばれる部分で、保存された内容はなかなか消えません。しかし容量が限られているため、「必要な情報」だけ選んで記憶する必要があります。

得た情報が”必要か不要か”その判断をしているのが今日の主役である海馬(かいば)です。

必要な情報かどうかを判断する「海馬」

海馬は「必要な情報」だけを大脳皮質に送り、「不要な情報」は消し去っていきます。

つまり記憶したい情報があるなら、海馬に「必要」と思わせれば良い訳です。

では海馬の判断基準て何なのか?というと、答えは「生きていくのに必要な情報」です。例えば子供なら「親の顔」「触ったらケガするもの」などですね。

こういった”生きていく為に必要な情報”を海馬は「必要」と判断します。

しかしこのブログを読んでいる皆さんが記憶したい内容は「生きていくのに必要な情報」ではないでしょう。

ではどうするかというと、海馬をだまして「必要な情報」と判断させてやればいいんです。

海馬をだます3つの方法
1:強く感情が動いた時に記憶する
2:文字だけではなくイメージとして覚える
3:忘れても何度も繰り返し覚える

以上の3つを意識する事で「必要な情報」として大脳皮質に保存させることが出来るのです。

私のおすすめは「感情と一緒に記憶する」方法

2と3は学生の頃の勉強で知っている人も多いと思いますが、私は「感情と一緒に記憶する」のが1番、海馬をだませるのではないかと思うんです。

これは自身の体験談なのですが、私は経営学を専攻していたので経営戦略やマーケティングを講義で聞いたり本で読んだりしていました。ところがその内容はほとんど記憶に残っていません。海馬が「不要な情報」と判断していたんですね。

しかし、現在はしっかりと記憶に残っています。それはどうしてかというと、いろんな失敗をするなかで「悔しい」「負けたくない」「嬉しい」という感情と一緒に学んだからです。海馬をだました訳ですね。

そして私は、数ある感情の中でも「悔しい」「負けたくない」という感情は1番、海馬をだましやすいんじゃないかと思います。もし仕事や勉強で「悔しい」と思ったら記憶するチャンスですね。

おすすめは、悔しいと思わせてくれる人に合う、負けたくないと思わせてくれるセミナーに参加することです。

これって辛いし惨めな気持ちになるので、なかなか出来ないことですが、記憶力を高めたい、自分の能力を高めたいと思うなら、やった方がいい。私にとってBBR塾はそういう場です。

イメージ出来ない本やセミナーは時間の無駄

今までいろんな本を読んだりセミナーを受けて分かった事があります。それは「シーンがイメージ出来ない=今の自分に必要ない」ということです。

「難しすぎて具体的にイメージ出来ないけど、頑張って読もう」というのは止めた方がいいですね。私は買った本が「これは今の自分にはイメージ出来ない内容だな」と思ったら途中で読むのを止めて、本棚に入れちゃいます。

そんな本を無理やり読むのは時間の無駄ですよ。どうせ海馬が「不要」と判断するので記憶に残らないんですから。

逆にシーンがイメージ出来る本やセミナーって、どんどん頭に入ってきませんか?それは海馬をだましてるからですよ。

教育でも商売でも「イメージできる、させる」というのはとっても重要なのです。

大事なことは何度も繰り返すのが基本

そして大切なのが、例え大脳皮質に保存された記憶であったとしても人間は忘れるということです。

定期的に復習しなければ、記憶に費やした時間や努力が無駄になります。これこそまさに時間の無駄。忘れたくない記憶や知識は必ず復習しましょう。

定期的に復習すればその記憶は確実に定着していきます。

 

復習するタイミングはいつが良いのか?

記憶が多く残っている状態で復習すると、例え忘れていても短期間で思い出せます。それに対して1週間以上経過した後で復習しても77%以上忘れていますから、初めて覚えるのとほとんど同じ時間が必要です。

つまり復習する期間は短ければ短いほど良いでしょう。そして1回の復習時間5分でも10分でもOKです。

実は、情報を繰り返し細かく何度も記憶すると、どんどん脳の中が整理整頓されていくんです。そして寝ている間に他の記憶と結びついていきます。

例えば運転中やお風呂に入っている時など、思いがけない時に素晴らしいアイディアが浮かんだ経験ありませんか?これは覚えた記憶が整理されて、利用しやすい状態になっているからなんです。

新しい情報や知識は、覚えてすぐはあまり役に立ちません。何度も繰り返し復習するからこそ、覚えた知識が応用できるようになるのです。

私がブログの更新を続ける理由の半分は「復習」の為です。

まとめ

何も考えずに勉強するよりも、海馬をだますことを意識した方が効率が良いです。

海馬をだます3つの方法
1:強く感情が動いた時に記憶する
2:文字だけではなくイメージとして覚える
3:忘れてもなんども繰り返し覚える

とはいえ、どの項目にも共通しているのが努力です。「努力に勝る才能はなし」というのは非常に良くできたことわざですね。

最後に

このブログの内容を読んで「なるほど」と思っても1日後には74%を忘れています。1日以内に”海馬をだます”行動が出来た人は成長に近づく訳です。

 

私達と一緒にNo.1を目指しませんか?
株式会社ドラフト採用情報

年率10%で成長する巨大なアパレルEC市場の中で私達は「メディア」を活用した双方向性ECサービスを運営しています。事業拡大の為、人材を募集しています。

おすすめ戦略本を5冊紹介します
ドラフトの戦略を作る時に役立った

世の中には「経営戦略」に関して書かれた本は沢山ありますが、特におススメの5冊を紹介します。私がドラフトの戦略を作る際にも大変役に立ちました。