たった1つの商品で年商2億超のケンズカフェ。1人あたりの粗利も優秀すぎた。

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まずは集中すること。そこから突破口は開ける

先日テレビですごいガトーショコラがある!というのを見ました。

ケンズカフェというお店で売っている1本(280g)で3,000円もする高級ガトーショコラなのですが、1ヶ月以上の予約待ちだそうです。

すごいですよね。そこで私が1番興味を引かれたのが、商品はガトーショコラ1種類だけというところです。

商品1つで年商2億円以上

商品は1つだけというのを見てさらに興味を引かれ、調べてみると「商業界ONLINE」というサイトでインタビューを見つけました。

徹底的に絞り込んだ商品1つで年商2億1千万円を叩き出すのですからすごいですよね。

実は飲食業においては商品を絞り込むことで、非常に強力なメリットが生まれるんです。

飲食業において商品を絞り込むメリット

・材料の種類が少なくなるので廃棄が減る

・作るのは1種類だけなので味がどんどん良くなる

・教育が楽

最初はイタリアンレストランだった

実はケンズカフェ、1998年にイタリアンレストランとして開業したのですが赤字が続き苦しんでいました。

そこで2008年に思い切ってレストラン時代から好評だった「ガトーショコラ」に特化した専門店に変更したそうです。

「随分思い切ったことをしたな」と思われるかも知れませんが実はこれ、弱者の戦略では王道です。

その後、当初1本500グラム1300円だった商品を少しずつ値上げしています。

1500円から2000円に値上げした際、一部のお客は離れたが、全体の客層は良くなった。3000円に値上げしたら、もっと良いお客が来るようになった。

商業界ONLINEより抜粋

これは商品を集中したからこそ出来たんだと思います。

そして通販にも進出するが・・・

ガトーショコラが人気になったので当然ケンズカフェもネット通販に乗り出します。

やはり大人気でネットだけで毎日50本(15万円)の売上があったようです。

ところがなんと、現在は以下のような理由で通販をやめています。

通販は梱包や発送、受発注管理などに手間がかかる。さらに誤配や遅延もある。しかも、お客との接点は宅配業者で、受け取るのは段ボールなどで梱包された商品になる。

一方で、店売りならば目の前にある商品を高級感ある化粧箱とロゴ入り紙袋に入った状態で手渡すことができる。顔を見てコミュニケーションがとれる。

当時は売上の6割をネットが占めていたというのですから、かなり思い切った決断ですよね。

しかし、下がると思っていた売上げはネット通販をやめた年と同程度。現在では通販メイン時の約3倍で、利益率は以前よりも2割ほど上がったそうです。

店舗販売に特化したことで焼きたての商品のみが渡されるようになり、よりおいしく、ますます評判になるという好循環。

集中すればするほど業績は伸びていったという訳です。

数字でケンズカフェをみてみよう

年商2億1,000万円

従業員5名

箱などを含めた原価率を50%とすると、1人あたりの粗利は2,100万円にもなります。

1人あたり1千万円あれば優秀と言われる粗利ですから、素晴らしい業績だということが分かりますよね。

オーナーシェフ氏家さんのコメントがとても印象的だったので最後に紹介します。

「僕は“商品は最大の広報”だと思います。たった一つの商品でも、それを磨き上げていたら広がった。」

非常に勇気が出る言葉ですね。

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