「AIは東大に合格できるのか?」をやってみた結末

偏差値57.8までいった東ロボくん

「AI(人工知能)は東大に入れるか?」というプロジェクトが2011年から2016年にかけて行われたのをご存知ですか?

日本の国立情報学研究所が中心となって研究・開発が進められた東ロボくんというAIです。

2015年6月の時点で偏差値58までいったそうです。(偏差値58というと福井大学、福井県立大学、横浜国立大学なども圏内になります)

「このまま研究を続ければ東大も行ける!」となりそうですが、AIの限界が判明し「このまま続けても合格は出来ない」と2016年にプロジェクトは終わりました。

AIの限界って何だったのか?

結論を先に書くと「AIには文章の意味を理解することが出来なかった」です。

東ロボくんは「ビッグデータ」と「深層学習」を利用した統計的学習という現在主流のAI理論を使っていたのですが、文章の意味までは理解できませんでした。

それで、これ以上の成績向上は不可能だという結論に至ったんです。

例えばAIが苦手とするのはこんな問題です。

現代文の「文中の傍線部と同じ内容の文章を選択肢から選びなさい」という問い。

選択肢に出てくる単語と本文の単語の並びや、一致率を見て答えれば、明らかな間違いである選択肢は省くことができます。

こうやって選択肢を絞るまでは出来るのですが、文章の意味が分かっていないので。答えをひとつに絞ることが出来ないんです。

同じ理由で、文章全体のテーマを読み取ることが必要な問題も苦手なんだそうです。

(弊社ではチャットボットの導入を進めていますが、AIでは文章の意味は理解できないので「対応のパターン」を増やして行く作業が必要なのと同じ)

シンギュラリティ(技術的特異点)は来ない?

AIが人間を超える時をシンギュラリティと言いますが、現在の主流である「ビッグデータ」と「深層学習」を利用した統計的学習では人間を超えることは出来ないと言われています。

なので、弊社の強みである「相手の立場になったコンテンツ」をAIで生み出すなんてことはまだまだ出来そうにないですね。

今は。

しかし今後、文章の意味、感情までも理解できるAIが生まれるとしたら「シンギュラリティ」はやってきますね。

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