強みや戦略がマネされない為の方法

アメリカにエバーレーンというアパレル企業があります。

ECに特化した実店舗を持たないスタイルで販売しているのですが、2年で300%という急成長を遂げています。

販売している服はベーシックな物が多いのですが1つ特徴的なのが、材料費や縫製費、輸送費などの原価をオープンにして販売しているんです。

例えばこれはトレンチコートの例ですが、「原価65ドルのモノを175ドルで販売しています」と、顧客に分かるようにしているのです。

一方で通常の百貨店だと325ドルだよとも書いてあるのですが、お得に買えるんですよと言っているんですね。

これって面白い取り組みですよね。
でもこれってマネしようと思えば、私達も簡単に出来ます。

工場で作っている商品の原価は分かりますから、書いてページに載せればいいだけ。

しかしこれで、エバーレーンの強みをマネ出来る、強みをマネ出来るわけではありません。
確かに「強みの1つ」はマネ出来るでしょうが、完全にエバーレーンの戦略をマネするには、まだまだ足りません。

エバーレーンが人気の理由は他にもっと沢山あるからです。

例えば、社内でデザインしているとか、5つの国に15個の提携工場を持っているとか、SNSが強いので宣伝しなくて良いから安く売れる等です。

様々な複数の強みが組み合わさる事で、エバーレーンの本当の戦略が完成しているのです。
1つ1つはすぐにマネ出来たとしても、戦略を生み出す強みが複数あれば、そう簡単にはマネされないのです。

だからこそ、1つの事業に集中し、小さくても良いから強みを沢山作っていかなければならないのです。

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