大塚家具が売上ー18%で赤字となってしまった理由とは?

昨日のブログの続きで、大塚家具が粗利を下げる戦略を採っている実態を調査してみようと思います。

まず、粗利の推移を。

2011年 56.2%
2012年 56.6%
2013年 55.3%
2014年 55.1%
2015年 53.2%
2016年 53.9%(1月~9月)

確かに粗利率は直近の2年あまりで2%前後落としています。

なぜこのように粗利率を落とす事になったのでしょうか?

 

実は2014年度の決算は-2.4億円の赤字になっています。

それを受けて2015年は何とかしなければと、粗利を落としたのかと思います。

もちろん経営のプロですから、粗利2%を落とした分、販管費は3.5%良化させていますし、広告費も2.2%良化させています。

その甲斐もあって2015年度の決算は6.3億円の黒字となりました。

 

このまま業績は回復していくのかと思いきや、2016年度の業績はかなり悪化しているのです。

2016年1月~9月までの経常利益は-36億円

12月の最終決算でも恐らくかなりの赤字となってしまうでしょう。

 

何があったのか?

実は売り上げがかなり落ち込んでいるのです。

2016年 1月~9月の売上高は343億円。

前年同月が420億円ですから、前年と比べて18%も売上が落ちているのです。

 

こうなってしまうと販管費や広告費を良化させただけでは追いつきません。

この1年で110億円もあった現金が19億円まで減っています。

売上がこれだけ急激に落ちても、固定費は急には下げられませんから現金が出ていってしまったのでしょう。

 

かなり窮地に立たされています。

 

一体何がいけなかったのか?

もしかしたら2015年はお家騒動もあって、来店も増えたのかも知れません。

値段を下げたのも去年は効果があったのでしょう。

しかし、粗利を下げて利益を出すというのは、中途半端にやっても長続きしません。

 

最大の原因は「買う理由」を作れていない事にあると思います。

これから先、大塚家具で「買う理由」を新たに考えていくのか?

それとも以前やっていたような接客&提案に再び力を入れていくのか?
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または、このまま安さ戦略を貫くのか?

 

「買う理由」を作るってものすごく難しいのですが、そこを基に戦略を作っていくのはとっても大切なのです。

買う理由作りに役に立つおススメの本。

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