SWOT分析を普通に使うだけでは、上手くいかない落とし穴がある

経営戦略を生み出す手法の1つに、SWOT分析というのがあります。

自社の強み(Strengths)と弱み(Weaknesses)を明らかにした上で、

競合他社の動向を踏まえて機会(Opportunities)を探り、脅威(Threats)を明らかにしていく。

という有名な手法なのですが

SWOT分析をすれば、自社の強みを生かし、他社の脅威に晒されないサービスが生まれてくる。

それは果たして本当でしょうか?

よほど戦略やマーケティングに詳しくないと、SWOT分析には落とし穴があると思うのです。

 

その落とし穴とは、

顧客の視点が後回しにされていないか?

という事です。

 

自社の強みを生かし、競合他社と差別化できるサービスであっても、それが必ずしも顧客の要望に合っているとは限らないのです。

自社の強みだけに目を向けて、競合他社との差別化を図ると陥りがちな落とし穴です。

 

顧客のニーズに刺さるようなサービスを模索し、創り上げていく途中で、自社の強みが形成され、結果として競合他社が真似できない強みが生まれてくる。

この流れこそが、クリティカルな戦略を生み出すアプローチなのです。

極端な言い方をするならば、競合他社に対する自社の強みは二の次で良いのです。

 

セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長は、ファミリーマートやローソンなど他社の店舗には行ったことすらないと語っています。

他社の動向を気にし、他社との差別化を図るのではなく、顧客のニーズを最も大切にしているという事ではないでしょうか。

 

自社の強みから議論が始まったり、競合他社との差別化をしきりにしてくるようなコンサルタントがいたら要注意です。

良いコンサルタントとは、常に「誰に何を売る」などの顧客視点である事が多いのです。

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