普通と”逆”をやるのが戦略のセオリー。サザコーヒーの場合

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最近の飲食業界では「安さ」を売りにした企業が伸びている印象ありませんか?

ステーキ、牛丼、回転すし、串カツ、焼き鳥、うどんなどなど。

しかしそれらの企業も人材不足、原価の高騰に苦戦しています。

中小の飲食業はさらに厳しい環境におかれている。

だからこそ何かしないと生き残れない訳ですが、「安さ」ではもちろん勝てない。メニューで差別化しても上手くいかない。

「いったいどうすればいいんだ」

「突破口はどこにあるんだ」

今日はそんな話です。

苦戦している企業と逆をやる

安さで拡大しても苦戦する。中途半端な価格でやっても埋もれて苦戦する。

なら高価格でやる。

普通は怖くて出来ない。

しかし私はここに勝機があると思うんです。

サザコーヒーの事例

サザコーヒー http://www.saza.co.jp/

茨城県で直営14店舗、売上13億円のコーヒー屋さんです。

サザ・スペシャル・ブレンド 480

スターバックス ショート 313円

ドトール ブレンド 220円

競合と比べて値段が高いです。

でも県内ではスタバより人気なんだそうですよ。

その理由を見てみましょう。

コーヒー農園を経営してる

「こだわった豆を仕入れてます」どころじゃない。

サザコーヒーは自分たちが理想とする豆をコロンビアの農園で育てています。

社内でバリスタを育成している

バリスタ競技会で入賞するようなスタッフを育成しています。

豆だけじゃなく淹れ方にもこだわってます。

コーヒーが好きな人(働く人もお客様も)にはたまらないでしょうね。

地元に集中してる

地元のイベントではコーヒーを無料提供しています。

もう20年間も続けてるそうですよ。

だから茨城の人に愛されているんです。

コーヒー豆の販売、卸しをやってます

コロンビアの自社農園で育てたオンリーワンの豆ですから店内で販売しています。

ネットショップもありますよ。

そしてもちろん飲食店にも卸してます。

茨城の飲食店にサザコーヒーがあると頼む人多いんですって。

コーヒー教室やってます

「豆買ったんだけどお店みたいに上手に淹れられない」

そんな要望に応えてコーヒー教室をやってます。

ここまでやってるカフェなかなかないですよ。

まとめ

サザコーヒーの事例は獺祭で有名な旭酒造の事例を思い出しました。

30年で市場規模3分の1の日本酒。なのに売上を100倍にした旭酒造の戦略が美しすぎる

2018.03.23

競合がやらないこだわりがあるから値段が高くなる。

でもそれが差別化となり選ばれる理由になる。

 

こだわりをもってやってるから商品展開は多くできない。

結果としてコーヒー事業に集中することになる。

出店地域も茨城に集中している。

 

だからサザコーヒーの差別化はより強くなる。

捨てるから得られるものがあるんです。

 

ここまでやるからこそ安さに負けない”強み”が生まれる。

ここで働きたいっていう人が沢山いる。

 

文章にしてしまうと簡単なようですが、実際は怖くて出来ない。

だけどやっているのは「差別化+集中」

戦略のセオリー通りです。

 

とても勉強になる事例であり、戦略のセオリーを知っておくのは改めて大事だと感じました。

⑦ドラフトの戦略を作る時に役立った本を紹介します

2018.08.22
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