苦戦中のミスタードーナツ。新しい戦略が上手くいかない理由とは

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ミスタードーナツがメニューを増やすそうです

ミスドの業績が悪化しているそうです。

ダスキン フードグループの業績推移(90%以上はミスド)

売上が下がっているだけでなく赤字が続いていますね。

そこで新しい打ち手として「店内での飲食を増やすため、パスタやホットドッグなどを拡充する」そうです。

新たにソファ席やコンセントなどを設ける為に全1100店超を改装するそうで、相当な費用となるでしょう。

しかし私の予想ではこの取り組みは失敗するように思います。

ミスドの売上は”お持ち帰り”が中心

そもそもミスドの売上は8割が家族層を中心としたお持ち帰りとなっており、実は飲食での売上って少ないんです。

おそらく「弱い部分は余地があるから伸ばそう」という発想なのだと思いますが、本当にやるべきは「強みであるお持ち帰りをいかに伸ばすかを考えること」だと思うんですよ。

なぜかというと、店内飲食を強化しようとすると、競合が一気に増えるからです。ファミレス、マクドナルド、牛丼などなど挙げだすとキリがない。

これらの飲食店と戦って勝てるかなんですよ。

もちろん「やってみないと分からない」とは思います。だけどかなり苦戦を強いられるでしょう。

いっそ店内飲食はやめてお持ち帰りに集中する

「いやいやそれはリスクありすぎでしょ」と思われるかもしれませんが、強みに集中して伸ばす方が成功確率はよっぽど高いんですよ。

どうせ2割しかないんだったら、すっぱりやめちゃって戦力をお持ち帰りに集中するべきです。私が社長ならそうしますね。

業績を回復させる為にまずやるべきこと

お客さんがミスドのお持ち帰りを「なぜ」「どのように」使っているのかを徹底的に調べるべきです。当然お客さんにアンケートも必要でしょう。

そうすると、今まで気づかなかった”ミスドお持ち帰りの強み”が見えてくるんです。そこから新しい施策を生み出すべきなんですよ。

それを上手くやったのがマクドナルド。

業績が悪くなり最初はメニューを増やしたり、安くしたりしましたが、そんな事で業績は回復しませんでした。

お客さんの意見、声に耳を傾けマクドナルドの強みである”家族にとって楽しい食事の場”をもう一度見直したからこそ業績は回復したのです。

マクドナルドの業績が3年ぶりに黒字化できた理由とは?(1年越しの答え合わせ)

2017.02.13

次にブランドを絞る

ダスキンの飲食部門て実はいろいろやってるんですよ。

ミスタードーナツで売上の90%

その他で10%(かつ&かつ、カフェデュモンド、ザ・どん、ザ・シフォン&スプーン、パイフェイスなど7ブランド以上)

もはやミスド以外はスパッとやめるべきですね。そうやってミスドのお持ち帰りにどんどん戦力を集中させる。

結果としてドーナツ以外のお持ち帰りメニューが増えたりするかもしれませんが、”ミスドの強み”の強化になるのであればそれでOK。

以上が「もし私が社長だったら?」で考えてみたことです。

これからミスタードーナツの業績がどうなっていくか、要注目です。

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