楽天が考える「楽天経済圏」てつまりこういうことなのでは?

最近社内で「MVNOに変えよう!」というのがブームになっていまして、その内の何名かは楽天モバイルにしました。

その理由を聞いていると「楽天ポイントが貯まるから」ということでした。なるほど、そんな理由で通信会社を選ぶんですね。

楽天経済圏という事を聞くようになりましたが、具体的にどういう事かを考えてみました。

楽天にとって楽天カードは切り札である

楽天ポイントが普及する為に最も重要なのが「ポイントが貯まる提携店舗が多いこと」。その最大の役目を担っているのが楽天カードです。

例えばガソリンを入れる時でも、日用品を買う時でも楽天カードを使えば楽天ポイントが貯まります。(決済金額の1%は貯まる)

あらゆるところで楽天ポイントが貯まるので楽天ポイントの価値が上がる。

楽天ポイントの価値が上がるから、みんな「買い物するなら楽天カードを使おう」となる訳です。

現在の楽天カード発行部数は1500万枚。楽天カードの取扱高はずっと右肩上がりで伸びており、2017年はなんと6.1兆円。

そして驚くべきは取扱高の8割が楽天市場以外という点です。

これはどういう事かと言いますと、楽天は他社のサービスをフックに自社の経済圏を広げているという事なんですよ。

ちなみに
日本最大のポイントカードはTポイントカードで会員数は6500万人ですが、こちらはクレジット機能がないので「ポイントが貯まる場所」としては楽天カードに軍配が上がります。

カード事業を含むFinTech事業の存在感が増している

楽天の2017年度営業利益は1670億円。

メインであるEC事業の営業利益が746億円(45%)を占めています。

残りは何なのかというと楽天カードを含む「FinTech事業」です。

FinTech営業利益の内訳
楽天カード 311億円
楽天銀行 218億円
楽天証券 184億円
楽天生命 17億円
その他 −1億円

FinTech事業合計で728億円(44%)

近い将来、楽天のメイン事業はFintechになるでしょう。

そしてFintech事業を使って金融の面から楽天経済圏を広げていくつもりだと思います。

楽天市場は経済圏への入口となる

では楽天市場はどういう位置付けになるのか?

「楽天カードを作る為の入り口」となるでしょう。市場で楽天カードを使って決済するとポイント3倍ですからね。

「ポイント3倍ならカード作るか。5千ポイントもらえるし。」そうやって1度カードを作ってしまえば、もう楽天経済圏の住人です。

という訳で、私が三木谷社長なら楽天市場の優秀なスタッフは全員カード事業に回すでしょうね。

楽天ポイント、楽天経済圏を広げることが楽天の成長戦略であり、楽天カードはその切り札なのですから。

将来は楽天ポイントがお金の代わりにだってなるかもしれない

電子決済が普及するにつれて「楽天ポイントで決済する」なんてことになる可能性があります。

そうすると楽天ポイントの価値はどんどん高まり、日本人の半分以上が楽天カードを使うようになる。

もはや日本円を超えることだって夢じゃない。

ここまでくると例えばZOZOやdocomo、softbankも楽天ポイントと提携せざる追えなくなり事実上、楽天経済圏の支配下に置かれることになります。

三木谷社長はそんな事を考えているのかも知れないですよ。

楽天市場の売上が下がらなかった理由

モールからは全撤退して自社サイトに集中すると宣言していたにも関わらず、楽天だけは売上が下がらなかったので今年度も継続しました。

ドラフト、楽天やめるのをやめるってよ

2017.12.22

楽天経済圏がいかに強いかを表す証拠ではないでしょうか。

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